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雪が多い地域の生活が想像できなくて不安に感じている方の疑問にお答えします。

本記事の内容は

①　道路の除雪はどう行われているの？

②　駐車場の除雪作業は、無料・有料。どうなっているの？

③　雪が多くても利用しやすい土地の特徴は？

このブログを書いている私は、地元在住の一級建築士・宅建士の別荘管理人です。

こういった私が解説していきます。

①　道路の除雪はどう行われているの？

　　別荘地内の除雪作業は２つのタイプに分かれます。

　　１．別荘管理会社が除雪する

　　２．市（行政）が除雪する

　ほとんどの別荘は別荘管理会社が道路を除雪しています。ここ明野高原別荘地では別荘を建築された方から、お支払いいただく年間７９，０００円（税込み）の管理費に除雪作業費が含まれています。

　市が行う除雪は積雪は１５㎝以上になると時間に関係なく行われますが、別荘管理会社が行う除雪は朝は午前７時ごろから開始されます。

　早朝に移動される予定がある方には不便な時があるかもしれませんが、雪が降り続いている際は別荘管理会社の方が除雪作業をする範囲が狭いので、融通を利かせた除雪（滞在者宅前を優先する）を行うことができるので、逆に都会で雪が降った際よりも車移動が制限されることがない場合が多いです。

　しかし例外もあります。一晩の積雪が４０㎝を超える場合は、除雪に対応できる除雪機が限定されるので年に数日ご利用を控えていただいた方が良い日もあるんです。

②　駐車場の除雪作業は、無料・有料。どうなっているの？

　このポイント、実はかなり重要です。

　別荘管理会社と市が行う除雪作業は共に、道路部分のみになります。別荘に来て敷地に多くの雪が積もっていたら、家に入るだけでも数時間かかり、前面道路の幅によっては家の近くに車を駐車できない場合もあります。

　別荘管理会社が除雪作業をする別荘であれば、購入前に管理会社に駐車場の除雪はどのように行われるかを確認することをおすすめします。

　ここ明野高原別荘地でも管理費に含まれる除雪作業は原則道路部分だけですが、個別に協議させていただきご納得いただければ無料で除雪をさせていただいている別荘もあるんです。

③　雪が多くても利用しやすい土地の特徴は？

　１．道路から敷地に車で入れる（道路と敷地の高さ違い過ぎない）土地。

　　　→除雪機が駐車場や玄関までのアプローチに入れる土地がおすすめです。

　２．前面の道路が広い土地。

　　　→除雪作業後の道路は雪のため通過できる幅が狭くなり、すれ違いが出来なくなる場合があります。

　３．前面の道路の勾配がきつくない土地。

　　　→雪がない時は感じなくても、雪道だと「こんなに坂が急なの～」って思うことが実は多いんです。

　４．周囲の建物が程度に離れている土地。

　　　→除雪作業では道路の雪を道路外へ飛ばす重機もあるので、飛ばせない場所は除雪がしにくいです。

　５．前面の道路が北側で、風を遮る木々や建物がない場合は現地の人に気候条件を確認してください。

　　　→同じエリアでも風、雪と気温の条件が変わることがあります。事前確認をおすすめします。

 

今回は、「雪国の別荘購入ガイド　～土地選び、購入のポイント篇」のお話をしてきました。

今年の大雪は私の経験的にもいつ以来か思い出せないぐらいの大雪でした。

しかし、ここ１０年は雪不足と言われほとんど雪が降らない年もあったんです。２０１９年あたりでは１か月も開けれなかったスキー場もあったかくらいです。

今後冬の雪が多いか少ないか分かりませんが、別荘を見学される際は以上の内容を気にしていただくと雪国の別荘利用を楽しんでいただけると思います。冬は寒いですが空気が澄んでいて気持ちがいいですよ。

次回以降に「建築篇」と「生活編」のお話をしたいと思います。

テレビのニュースなどでも大雪の情報を伝えていますが、

次回からは「建築篇」と「生活編」をお話ししたいと思います。

　

回は、雪国の